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あれこれ

ナッジセオリー

podcast

私はモチベーションや憂鬱をコントロールしようとして色々な自己啓発本やポップサイコロジー本や認知行動療法本を読み漁ってきたが、その辺のおぼろげな記憶から想像すると、「人の考え方」に関する理解の歴史というものは、以下のようなかんじじゃないかとおもう(適当)

  • 18C の The Enlightenment 時代に人間は理性のいきものだという考え方が流行り(科学が発展し)
  • 19C には自助論や Thomas Edison など人類最強の時代、あとフロイトの精神分析
  • 20C 初頭は Dale Carnegie たちの自己啓発本をはじめとして Will Power があればなんでもできる!というテンションになり
  • 1970-80 頃から「実は人間は思ってたより理性ないきものじゃない」となりはじめ(Khaneman & Tversky の Cognitive Bias)
  • 2010年 以降はとくに神経科学やfMRIの発展もあって精神心理学の本当か嘘かわからない本も含め「自分自身の心理マニピュレーション法」が世に広がる

今は the age of behaviour science – 今回の podcast によれば、この behaviour science が politics にも関わり始めたのは 2005 年あたりじゃないかといっている。最初に出てくるハーバードの教授も米軍のアドバイザだし、ここにでてくるイギリスの研究者もたしかイギリス政府に雇われてるというようなことを言ってた。

この behaviour science を利用して、人がある選択をしやすいように敢えて仕向ける Nudge theory というものを、このハーバード教授は発表している;2008年だかに出した本で Nudge というのはバズワードにもなってきた。人が無意識になんらかの選択をしやすくするような仕組みを Choice Architecture と彼は読んでいて、たとえばよく言われるようなスーパーで野菜を最初に置いておくとみんな健康な気になってその後ポテチをも買いやすくなるとか笑、年金や税金を自動振替にしておけばワザワザやめる人は少ないから振り込み率が上がるとか、そんなの。でもじゃあそういう政策をするにおいて、国がそのような戦略をとっていいのか?どこまでが Nudge で、どこからが Manipulation か?

Post-truth 時代だからかなんだか最近こういったネタをよく聞く気がする。

でもたとえば Steven Bannon や Trump たちがこのへんを駆使して人々を Manipulation しまくろうとしたとして、それに対抗する勢力も同様の方法をもって対抗すべきか?プロパガンダに民主主義が勝てなかった場合プロパガンダで対抗すべきなのか?そんなことしたら最終的には民主主義が機能しなくなるからやはりダメ?でもたとえば簡単に maniplutaion されうる人たちが世界をも変える票をもってるとき、指導者やリーダーの正しい行動って一体なんなんだろう。