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あれこれ

床下のマングース

ハンニバルのシーズン1 最初の2エピソードを見返してしまったのだけど、最初見たときには気づかない些細ないろいろに気づいてしまってとても面白い。

Hannibal はこれまでもこれからも自分の患者に人を殺させようと誘導するわけだが、このWill の場合はむしろ「殺して気持ちよかったどうしよう」と Hannibal に自ら相談するパターンである。それに興奮するHannibal。(Hobbs が暴れたのはまあ Haninbal の所為でもあるけれど Will に殺人を直接勧めたわけではないといえるだろう)

S1 Will は Fear でいっぱいである。殺人者とも共感できる自分自身のマインドに対する恐怖がある。自分自身が殺人者に “共感” しているだけではなくそもそも彼らのような “資質” があるのではないかと恐れていて、それに気づいて Hannibal に相談する Will!完璧に話す相手を間違えているかわいそうな Will。Ep 2 ですでに 3 回もセラピーに行っている。1回めは公式、2回めは Hobbs の死体の幻覚を人間キノコ現場で見てから、3 回めは Stammers の肩を撃った後に「殺したらいい気持ちになるだろう」と思った自分にビビって。しかもその “feel good” に気づいたのは Abigal の病室での Alana との会話であった。

あと Jack と Will の関係とそれを利用している Hannibal の描写も素晴らしい。Jack が Alpha male すぎるのに反射的にビビリながら内心苦々しく思っている Will を、君は蛇を食らう床下のマングースだよと(彼なりの)称賛 & Cassie Boyle の lung-meat スクランブルエッグでお近づきになる Hannibal。そして Abigail と救急車に乗り込む Hannibal はとてもいいドクターに見える。Ep 2 でも is this a therapy or a support group? と言ってるように自分だけが vulnerable なわけじゃないかもしれないことに居心地の良さを感じる Will、そうして Hannibal に彼の暗い秘密、正当化された殺人を気持ちいいと感じることを告白してしまうのだった。God does that every day – and he feels powerful と言われた時の Will の表情がとても raw であった。 Will ってこんなに弱々しかったっけ。

Lung-meat スクランブルエッグのシーンで実は Will が “I don’t see you that interesting” と言った後の Hannibal の答えは “You will. (少しの沈黙) Agent Crawford tells me you have a knack for the monsters” と言っている。Will (ともしかしたら視聴者)はこれが殺人事件の話に話題を変えたのだと思っているが、Hannibal の意図はそうではなく Will に対して「俺もモンスターだぜ、面白いと思うよ」って言ってるんだったらどうしよう……ていうか絶対そうだし

あとそういえば Jack が Hannibal の夕食に招かれたときに、なぜ Jack が Will の精神衛生を気にしているのかという話で、昔 pony を壊した経験から new pony – which is Will – を壊すのが怖いのか?と聞いている、その old pony はその後でてくる Miriam Lass だししかもまだ Hannibal が生け捕り催眠術している。こんな序盤から。

交流の電気回路いろいろ

ひきつづきニコラ・テスラ読書のために交流回路について勉強していて、以下のウェブサイトがすごくわかりやすい。お勉強メモ

交流回路部品たちの挙動

AC の Resistor 回路

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  • Resistor (抵抗) 普通にオームの法則が適用される、 E=IR

AC の Inductor 回路

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  • Inductor: 要はコイル。コイルに電流を通すと磁場がうまれる!(電磁誘導)&コイルに流す電流が変化すると生まれる磁束も変化&コイルに起電力発生(=誘導電圧)
  • Resistor は単純に電子の流れに抵抗するが(電流に比例して電圧が落ちる)、Inductor は電流の 変化 に抵抗する(電流の変化速度に比例して電圧が落ちる)。
  • レンツの法則より:電流を流した時にコイルに生まれる誘導電圧は 現在の電流を保とう とする方向にはたらく。つまり、もし電流が増加している場合、誘導電圧は電子の流れを「押し返す」。もし電流が減少している場合、方向が逆転し「同じ方向に押す」。
  • E = L di/dt ここで L は Inductance, 単位は Henry
  • このように電流の逆に働く力を「Reactance」と呼ぶ(Resistanceではなく!)。単位は同じ、オームだが、XL で表す。
  • 同じ Inductor でも周波数によって Reactance は変わる。もちろん電流の速度変化によって力が変わるので周波数が高いほうが速度変化も大きいのだ。よって Reactance は周波数〜つまり角速度〜に依存し、XL = 2πfL(2πf = 角速度)

AC の Capacitor 回路

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  • Capacitor は直流回路につなぐとただのコンデンサで電気が溜まったら電流が止まるが、交流回路では違う振る舞いをする
  • キャパシタの電流と電圧の関係 i = C de/dt :電流は電圧の変化速度に比例
  • Reactance XC = 1/2πfC

Impedance

  • Impedance = Inductor & Capacitor の Reactance + Resistor の Resistance
  • 交流回路における電流の「通りにくさの指標」(といったら多少語弊があるのか??)
  • 直列の場合、Resistance + Reactance を足せばいい(複素数)
  • 並列の場合、電圧がわかってるのでそっからそれぞれのパーツを通る電流を求め、最後に回路全体のインピーダンスをオームの法則(E=IZ)から求める

用語色々

  • Resistance の反対: Conductance (電気の通りやすさ) G (Siemens)
  • Reactance の反対: Suspectance(パーツとの"反応しにくさ"=交流における電流の通りやすさ)B (Siemens)
  • Impedance の反対:Admittance (“許可”… = 交流における電流の通りやすさ) Y (Siemens)

Resonance

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  • Inductor と Capcitor をつないで初期電圧を加えると電流がオシレートする:Tank Circuit。実際は熱などでエネルギーがdisspateするので徐々に弱まる。
  • オシレータに関する素晴らしいビデオ、まんなからへんに Tank Circuit が出てくる。でも徐々にオシレーションがなくなるのをAmplifyして無理やり維持している

  • 回路の Inductor & Capacitor の周波数と電源の周波数があうときを Resonance という!

交流電流とは何か

ニコラ・テスラ(名前がずるい)の伝記(Wizard: The Life And Times Of Nikola Tesla (Citadel Press Book))を読んでいるのだけど、交流電流のことをいまいちよく理解していないために本の内容がわからんので勉強する。高校物理で出会ってから交流というのが直感的に意味がわからなくてずっと苦手意識があったのだ。

交流電流 Alternating Current とは

  • 要は時間経過と共に方向が変わる電流
  • とてもわかりやすい図を発見:水を使ったアナロジー

https://cdn.sparkfun.com/assets/a/0/7/b/a/522783e0757b7fc2168b4567.gif

Alternating Current (AC) vs. Direct Current (DC) - learn.sparkfun.com

昔の私の誤解

むかし「電気がいったり来たりする」ということが想像できなくて困ったのだけど、そのとき私が思ってたのは:電線は「線路」のようなもので、電子(電流)はそこを走る「列車」のようにイメージしていた。

今思えばそれは間違ったイメージであった。より正しくは、電線の全ての箇所にある電子がある方向に流れていくのだ。だからこそ線路と列車ではなく、水のアナロジーがより直感的に正しい。はず。

電子の速度と電流の速度は違う(下記にも詳しく)。水のアナロジーで考えれば簡単で、たとえば上記の図でピストンと抵抗(Resistor)まではそれなりに距離があるが、ピストンを押し出した"瞬間"に、抵抗にも水が流れる。でもそれはピストンの所にある水分子が一瞬で抵抗まで押し出されたわけではない;ピストンを押した瞬間、そこにある水分子自体は少ししか動かないが、水分子がお互いを押しあった「シグナル」が抵抗の水分子まで一瞬で伝わったのだ。

というのは冷静に考えれば当然ではあるのだが、こういう単純なところで誤解するとそれ以上先に進めなくなって苦手意識をもってしまうのだろう。

ここにも詳しい:Circuits and the Speed of Light | Transmission Lines | Electronics Textbook

なぜ交流?

確か高校で交流に出会った時はなんでこんなもん使うのかの意味がわからなくて困った記憶がある。

歴史的に、はじめての電流は「直流」つまり1方向に流れる電流が観察された(と思う)。古代ギリシャ時代に琥珀やら絹やらを擦り合わせて静電気が生まれたぞ!というのを除けば、1700年代ごろに「電気が貯められる瓶=ライデン瓶」というものがつくられて、そっから一瞬だけビッと電流が流れるのが観察される(ベン・フランクリンは雷からここに電気をためたりする)。その後18世紀末にボルタたちが銅と亜鉛の円盤を塩水を湿らせた布に挟んで交互に重ねることで「もっとたくさん電流が流れる」ことを発見、これが電池。ここまで直流。

その後この電池を使った電気の実験がたくさんなされて、電流と磁場って実は相互作用するんじゃね?てことがわかりはじめて、ファラデーがコイルの周りで磁石を動かすだけで電流が生まれることを発見!でも「磁石が動いた瞬間」しか電流が流れない。そこで磁石をコイルに近づけたり遠ざけたりすることで、行ったり来たりする電流がうまれる、、、これが交流だった。(ちなみに交流は必ずしも一定の速度変化じゃなくても「一定じゃなければ交流と呼ぶ」はず)

その他交流の特徴や利点はこのページなど詳しいが、簡単にまとめると:

1. 作り出すのが簡単

電池の場合は直流電流が流れるが、もっと大量の電流を作り出そうとすると電池では足りない。その場合は電磁誘導を使う;銅線の近くで磁石を動かすだけで電流が生まれるのだ(ファラデー様)。この方法で電流を生み出す場合、交流のほうがとても簡単で安全に作り出せる。

2. 遠くまで運ぶのが簡単

直流に比べて交流のほうが長距離の送電がお得だったらしい:電流戦争

3. その他のいろいろできる

変圧器

直流だとむずいが交流だと簡単。

モーター(右)

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f1/3phase-rmf-noadd-60f-airopt.gif とくにテスラは20代半ばあたりに交流モーターのアイデアを出しまくって電気工学界&発明者の仲間入りを果たした。

イーロン・マスクの Tesla Motors はこのテスラの発明した AC Motor を使ってるから Tesla の名前を会社名として掲げたそうだ。というのを Wait But Why で読んだのを思い出した。ここの “How an AC Induction Motor Works Blue Box” に 交流モーターの動作原理について詳しい:

なんかもういろいろ

ここに詳しい: Edison Tech Center

疑問:交流の送電?

高校で交流電流と出会ったときから思っていた疑問:「交流を送電」ってどういう意味だよ? 発電所で交流電流を作り、それを各家庭に送っているとのことだが、上記のように交流電流というのもが「電流がいったりきたりするもの」ならばーー発電所から各家庭のコンセントまで「電流がいったりきたりしている」ということ? それが想像できなくて困った覚えがある。確か先生にも聞いて答えの意味がわからず電磁気に苦手意識をもった気がする。勿体無い高校時代を過ごした

たとえばこのページの図(下)をみるとかならず回路が閉じている。つまり全ての電線で回路は閉じててそこに電気がいったりきたりしている。たぶん。

https://sub.allaboutcircuits.com/images/02007.png

電流の速度と電子の速度

同様の疑問を感じた人がいたらしく、ここで議論されている:

質問者:たとえば電線に繋がれた電球を考える。交流電流は時間経過と共に方向を変える;つまり電子が電球をいったり来たりして、電気がつくということ?でもたとえば電線が超長い場合ーー3 * 108 m とかーーそういう場合でも電線の端から端まで「同時」に電子が動くワケ?

答えをざっくりまとめる:感覚的に答えれば、スゲー長い電線のどこでも電流がいったりきたりしていると考えていい。ちなみに電子それ自体が発電所から家まで移動する必要はない;水の流れのように、発電所から押し出されることによって家の近くの電流も家に押し出されるのだ。 おそらく。

ただしこのように考えられない時もあって、それは電線の長さが(周波数に対応する波長の長さに比べて)長くなったとき。そんなときは「電線」(つまり電気を流す線)ではなく、「伝送線路」つまり電磁波を流す線として考えた方が正しい。アンテナやケーブルテレビやその他電磁波回路はこれである。

追記:まさにこれ:Circuits and the Speed of Light | Transmission Lines | Electronics Textbook

もうすこし具体的にいえば

「電流(のシグナル)の速さ」は、「光の速度」をmaxとして進む。実際は電線が折れ曲がってたりその他の電磁気相互作用によって多少遅くなる。ここに詳しい:Speed of electricity - Wikipedia

Transmission line theory(伝送線路理論)によれば、伝送媒体(電線/導電体)の長さが、その周波数に対応する波長の1/10くらい以上になると、伝送線路として電磁波として考えた方がよくなる。

たとえば 60 Hz の交流電流の場合、1 波長の長さは 3 x 108 m / 60 Hz = 5000 km (光の速さ ÷ 周波数)。つまり5000 km 以上の電線に送電した場合に、電圧や電流が場所と時間に影響されうる。日本横断して3000 km、福島から東京まで 250 km くらいなので、発電所から交流電流を送るときには伝送線路のことを考えなくていい。んだとおもう。

参考ウェブサイト

3月に読んだ本

3月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:908

The Undoing Project: A Friendship that Changed the WorldThe Undoing Project: A Friendship that Changed the World
読了日:03月30日 著者:Michael Lewis
The Big Sleep: A Novel (Philip Marlowe series)The Big Sleep: A Novel (Philip Marlowe series)
読了日:03月27日 著者:Raymond Chandler,Richard Amsel Movie Tie-In Cover
The Vital Question: Why is life the way it is?The Vital Question: Why is life the way it is?
読了日:03月24日 著者:Nick Lane

読書メーター

Orphan black

Orphan black がとんでもなく面白いことに気づいてしまった。Fe がとても素敵で役者も素晴らしい。上記インタビューで 3:20 らへんから overall theme についてどう思うという質問に対して曰く:all the great sci-fi や horror film は real life の問題ー civil rights とか all the social problem とかを盛り込んでると思うとのこと、そしてこの show は特に identity crisis についての視点で見ても面白いと言っている。いまの high-tech era にいろんな人が online や offline や sns で違う persona をかぶっていて誰もが自分をさがしてる。exploration of who am I who are you what do you mean to me where are the roots?

リソースコンペティションとナショナリズム

ヨーロッパで生まれる Far right に関するエピソード。おもしろかったのは: Harvard Buisiness Review? の研究。ソマリアの人たちに自分のアイデンティティを答えてもらう研究で、昔は「わたしはソマリア人」と言っていたが、飢餓が進むにつれて(リソースが減るにつれて)アイデンティティが「自分たちの clan」になり、それがすすむについれて、「clanのサブグループ」になったり。Far right が生まれるのもこれではないかと。リソースコンペティションが進むにつれて、自分たちは「世界市民」ではなく「自国」をアイデンティティとしてもつようになる。進化論的にとてもメイクセンス…もしそのような思考回路が脳にワイヤリングされてるんだとしたらいまの Far Right movement はどうしようもないのか?

そして相変わらず面白すぎる The Expanse を見ても同様のことを思う。昨日は Season 2 Episode 6-7 あたりを見たけど、新しいテクノロジーや武器をどうすべきかについてみんなが思いを巡らせている。Jim Holden はみんなが仲良く平和になればいいと思ってるから武器を破壊しつくしたいし、Fred Jonson はいい奴と思いきや搾取され続けるBelterも地球や火星と対等に戦うためにミサイルを奪うし(そしてNaomiも結構このグループ)、Earth も Mars も戦いたくないがお互いの腹を探り合っている(民主党と共和党の戦いがロシアの陰謀でかき回されているような感じか…?)。しかも誰が悪いとか悪くないとかじゃなくて、みんなのいうことが一理あるのだ。結局はリソースが限定されているときに誰かが犠牲にならないと世界が回らなくて、弱者は徐々に搾取され食いつぶされていくのだ。だからみんな自分たちを守るために力をもちたがる。The Expanse 見てると数百年後も銀河系をコロナイズしたとしても別に今ある問題は解決してなくてますます大きくなってるかも、と思うと、まあ私たちは自分の人生をそれなりに幸せに全うすることがいちばんかもしれない。むかしペストが流行ってそれを解決したときのように、今は環境問題がひどくてたくさんの人は死ぬけどなんとか科学技術の力で切り抜けて、でもその頃にはまた大きな脅威が待ち受けてるのかもしれないし、まあトラブルを解決することが人間の生きがいとなるとは誰かが行っていたけど、物理法則的に時間と空間が存在し続ける限り人間は前に進む努力をやめないのかもしれない。進化素晴らしい。

個人情報監視プログラムと国家安全保障機密リークと善と悪と正義

毎度ながらとても素晴らしいポッドだった。この Greenwald という人はスノーデンからのリークを The Guardian で報道したジャーナリストであり、一方で Vietor はオバマ時代の NSC スポークスマンでありオバマ同様リークはクソけしからんという立場をとっている。この2人が会話すること自体お互いのサポーターからバッシングを受けるだろうと pod 内で二人で笑いあっていて、でもお互いがお互いの意見を尊重しつつ(時々特にVietorが白熱もしつつ)「議論し続けることが大事だ」と言ってるのがとても素晴らしいと思う。そして議論が上手、わたしにはむりだ。相手をコンビンスさせようとせずに、ただ質問は投げかけつつ、ただし自分の論理は展開して、リスナーに判断させるのだ。

一回 Vietor がちょっとアツくなったところが面白くて、彼曰く「自分はバイアスがかかってるが、アメリカは善い正義感を動機として surveillance をおこなっていると思う。一方で他のたとえば中国やロシアなどの国の surveillance のほうが問題じゃないか?なぜ Greenwald がアメリカの機密情報のリークばかりを報道して、他のもっと悪い動機を持った国の話を報道しないのか?」と。これはまさに「アメリカ=善い正義」を信じている人の発言だった。私は彼の考え方は一般的にはとても好きだしフレキシブルなのもすごく好きだけど、この発言に関してはやはりかなりバイアスがかかってるなと思う(自覚もしてるみたいだが)。まあでもそうでもないとホワイトハウスのために働こうとは思えないのかもしれないしそういう人が働いてるからこそ国の中はそれなりに安全に保たれるのかもしれない(正義の定義に疑いをもつことは大事だと思うけど、持ちすぎても他国に付け込まれる危険はある?)

この上記の Vietor からの質問に対する Greenwald の回答に私はとても賛同した。彼曰く、自分はアメリカ市民であり英語で教育を受けており英語を読むアメリカ人読者に対してのジャーナリズムを学んできたからこそ、アメリカの surveillance を報道するのだと。別に他の国に比べてアメリカが非道だからアメリカを調べているわけではないと。彼がたとえば中国に関する情報を調べるとしてもそのソースも弱く言語力も足りず読者層も比較的少ないと。でも彼は非国民だ裏切り者だというようなバッシングも受けているようなので、まあどこの国も似たような問題はあるのだな。

とは言ってもそれに対する Vietor の回答にもうなずけるところはたくさんある。もっと国を危機に陥れないでやる方法はなかったのか?(Greenwald の立場としては「なかった」からこそスノーデンはあの選択をとったのだと言っていてそれにもものすごく説得力はある)。

もし日本で同様の問題が起きた時を想像しても、私はどっちかというと Greenwald 的な立場寄り…70%くらい…そして残りの 30% くらいは Vietor のいうこともわかる。最近こういうニュースや政治や歴史の話を聞いて思うのは、私はある意見をもつというよりは全体の意見を眺めたいというジャーナリスト的興味で世の中をみている気がするなあ。

こういうことをオープンにディスカッションすること自体がスゲー国だ、とは思う。

イラレでクリッピングマスクの外側を削除する方法

ベクター画像の場合

  1. クリッピングマスクをした画像を選択して「オブジェクト/拡張」を選択
    • もしそのオブジェクトにアピアランスも設定してるなら「オブジェクト/アピアランスの拡張」を選択する(アピアランスをいじってない場合は選択できない)
    • クリッピングマスク内にパスもアピアランス設定もない場合は「拡張」を選択しても何も変わらない
  2. 「パスファインダ」ウィンドウの「クロップ」を選択

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ラスター画像の場合

上記の方法が使えない。公式な方法はないようだが、この人が裏技を報告している:Quick Tip: How to Crop Raster Image in Adobe Illustrator

  1. クリッピングマスク画像を選択して「透明度」ウィンドウで「通常」以外の Blending mode を選択
  2. メニュー「オブジェクト」の「透明部分を分割・統合」を選択、「100」を入力、「アルファ透明部分を保持」にチェック
  3. これで余分な部分は削除されるが、どうやらクリッピングマスクの形どおりには画像を切ってくれないらしい;最小となる四角に切ってその上にまたクリッピングマスクがかぶさっている。もし四角に切り取るならばクリッピングマスクをまた消せばいいが、四角じゃない形ならクリッピングマスクを残しておくしかなさそう。

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  • いろんなかたちで試してみた。

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The Expanse Season 1

あああああああ The Expanse がおもしろくてしにそう。 Season 1 の前半もフツーにおもしろい!と思ってみてたけど 7話 8話 9話 をみておもしろすぎてしぬ〜〜〜ってなってアドレナリンを休憩させないと10話にさしかかれなかった。そして10話もおおおおおもしろい…やばい……あああ…Holden も Miller もそれぞれ魅力的なキャラだわと思ってたけどその二人を横に並べたときの正義感の対比がとてもいい。くそかわいい。どうしよう。テクノロジーも超わくわくするしバイオテク(っていうか)もそうなんだけどキャラクターもつくあげられてるのがとてもたまらん。そして本とTVシリーズのプロットはちょっと違うらしい。このまえバスで分厚い本読んでる人がいるなと思ったら The Expanse だった。ああ!もう!やだ!

最近ニュースたくさん読んだり本よんだりしてると1000年前も500年前も100年前も10年前も人間も社会もあまり変わらないなっていうことはよくわかって(テクノロジーは劇的な変化を遂げたが)いま生きてるひともみんな死ぬしその後生きてる人のみんな死ぬしでもその代わり新しい世代が生きて未来を繋いでいくわけだし、なんか、生きてる間に遠い将来の想像をするのはとても大事だった。あーっおもしろい。あと最近研究で RF Engineering などを見よう見まねで勉強してるんだけどとってもおもしろくてどうしよう。今日は 209W at 20 kHz で 5メートル先から40個のスマホを同時チャージできるという記事を読んだ。2007 年に MIT (ISN!!) が CMRS とかいうのを発表した…のが発展を遂げているのだ。Energy Harvestingとか!もう!たまらん!

あ〜あ。いろいろおもしろすぎてため息がでる。どうしよう。こまる。

真実などない、すべては解釈

Embedded が再開したので聞いてみた。Charlotte shooting のポリスビデオについて。警官が charge された (one of the?) 最初の事件だったらしい。最初彼が charge された理由は、警察車両についていたカメラの映像からだった:どう見ても Jonathan (打たれた黒人) の両手はカラだし unarmed なのが明らかだった。でもその後の裁判で彼が正当防衛だと charge が lift された(んだっけ?)のも同じ映像が根拠となった:Jonathan は警官から止まれと言われてるのに止まることなく走り出した。彼を撃った警官は「銃が奪われて殺されるかと思った」と。2つの対立する主張は、1つの同じ映像を根拠としているのだーーなぜ人によってこんなにも「真実」が違うのか?

こういう「同じものをみても解釈が人によって真逆にもなりうる」「事実は1つじゃない」「Cognitive Bias」系の話がとても好きだ。今回の Embedded はそこまで mind blowing な感じではなかったが。一番おもしろかったのは Serial

シーズン3が今月はじまる!?!?

もうひとつ面白かったのは NPR の最高裁裁判podcast、 More Perfect、なかでもこのエピソード

一票の重みを判断する “Baker v. Carr,” 1962 の裁判で、最高裁判事の一人が悩みすぎて nervous breakdown を起こして或る日突然音信不通になり山小屋にこもるという… 最高裁判事ってよほど自分の「バイアスのかかった価値観」に自信がないとできない仕事だなと思う。真実を求めても、そんなものはなく、その人の判断が真実と定義されるのだ。恐ろしい。