Subscribed unsubscribe Subscribe Subscribe

stuff log

あれこれ

リソースコンペティションとナショナリズム

podcast tv series

ヨーロッパで生まれる Far right に関するエピソード。おもしろかったのは: Harvard Buisiness Review? の研究。ソマリアの人たちに自分のアイデンティティを答えてもらう研究で、昔は「わたしはソマリア人」と言っていたが、飢餓が進むにつれて(リソースが減るにつれて)アイデンティティが「自分たちの clan」になり、それがすすむについれて、「clanのサブグループ」になったり。Far right が生まれるのもこれではないかと。リソースコンペティションが進むにつれて、自分たちは「世界市民」ではなく「自国」をアイデンティティとしてもつようになる。進化論的にとてもメイクセンス…もしそのような思考回路が脳にワイヤリングされてるんだとしたらいまの Far Right movement はどうしようもないのか?

そして相変わらず面白すぎる The Expanse を見ても同様のことを思う。昨日は Season 2 Episode 6-7 あたりを見たけど、新しいテクノロジーや武器をどうすべきかについてみんなが思いを巡らせている。Jim Holden はみんなが仲良く平和になればいいと思ってるから武器を破壊しつくしたいし、Fred Jonson はいい奴と思いきや搾取され続けるBelterも地球や火星と対等に戦うためにミサイルを奪うし(そしてNaomiも結構このグループ)、Earth も Mars も戦いたくないがお互いの腹を探り合っている(民主党と共和党の戦いがロシアの陰謀でかき回されているような感じか…?)。しかも誰が悪いとか悪くないとかじゃなくて、みんなのいうことが一理あるのだ。結局はリソースが限定されているときに誰かが犠牲にならないと世界が回らなくて、弱者は徐々に搾取され食いつぶされていくのだ。だからみんな自分たちを守るために力をもちたがる。The Expanse 見てると数百年後も銀河系をコロナイズしたとしても別に今ある問題は解決してなくてますます大きくなってるかも、と思うと、まあ私たちは自分の人生をそれなりに幸せに全うすることがいちばんかもしれない。むかしペストが流行ってそれを解決したときのように、今は環境問題がひどくてたくさんの人は死ぬけどなんとか科学技術の力で切り抜けて、でもその頃にはまた大きな脅威が待ち受けてるのかもしれないし、まあトラブルを解決することが人間の生きがいとなるとは誰かが行っていたけど、物理法則的に時間と空間が存在し続ける限り人間は前に進む努力をやめないのかもしれない。進化素晴らしい。

個人情報監視プログラムと国家安全保障機密リークと善と悪と正義

podcast stuff

毎度ながらとても素晴らしいポッドだった。この Greenwald という人はスノーデンからのリークを The Guardian で報道したジャーナリストであり、一方で Vietor はオバマ時代の NSC スポークスマンでありオバマ同様リークはクソけしからんという立場をとっている。この2人が会話すること自体お互いのサポーターからバッシングを受けるだろうと pod 内で二人で笑いあっていて、でもお互いがお互いの意見を尊重しつつ(時々特にVietorが白熱もしつつ)「議論し続けることが大事だ」と言ってるのがとても素晴らしいと思う。そして議論が上手、わたしにはむりだ。相手をコンビンスさせようとせずに、ただ質問は投げかけつつ、ただし自分の論理は展開して、リスナーに判断させるのだ。

一回 Vietor がちょっとアツくなったところが面白くて、彼曰く「自分はバイアスがかかってるが、アメリカは善い正義感を動機として surveillance をおこなっていると思う。一方で他のたとえば中国やロシアなどの国の surveillance のほうが問題じゃないか?なぜ Greenwald がアメリカの機密情報のリークばかりを報道して、他のもっと悪い動機を持った国の話を報道しないのか?」と。これはまさに「アメリカ=善い正義」を信じている人の発言だった。私は彼の考え方は一般的にはとても好きだしフレキシブルなのもすごく好きだけど、この発言に関してはやはりかなりバイアスがかかってるなと思う(自覚もしてるみたいだが)。まあでもそうでもないとホワイトハウスのために働こうとは思えないのかもしれないしそういう人が働いてるからこそ国の中はそれなりに安全に保たれるのかもしれない(正義の定義に疑いをもつことは大事だと思うけど、持ちすぎても他国に付け込まれる危険はある?)

この上記の Vietor からの質問に対する Greenwald の回答に私はとても賛同した。彼曰く、自分はアメリカ市民であり英語で教育を受けており英語を読むアメリカ人読者に対してのジャーナリズムを学んできたからこそ、アメリカの surveillance を報道するのだと。別に他の国に比べてアメリカが非道だからアメリカを調べているわけではないと。彼がたとえば中国に関する情報を調べるとしてもそのソースも弱く言語力も足りず読者層も比較的少ないと。でも彼は非国民だ裏切り者だというようなバッシングも受けているようなので、まあどこの国も似たような問題はあるのだな。

とは言ってもそれに対する Vietor の回答にもうなずけるところはたくさんある。もっと国を危機に陥れないでやる方法はなかったのか?(Greenwald の立場としては「なかった」からこそスノーデンはあの選択をとったのだと言っていてそれにもものすごく説得力はある)。

もし日本で同様の問題が起きた時を想像しても、私はどっちかというと Greenwald 的な立場寄り…70%くらい…そして残りの 30% くらいは Vietor のいうこともわかる。最近こういうニュースや政治や歴史の話を聞いて思うのは、私はある意見をもつというよりは全体の意見を眺めたいというジャーナリスト的興味で世の中をみている気がするなあ。

こういうことをオープンにディスカッションすること自体がスゲー国だ、とは思う。

イラレでクリッピングマスクの外側を削除する方法

Illustrator

ベクター画像の場合

  1. クリッピングマスクをした画像を選択して「オブジェクト/拡張」を選択
    • もしそのオブジェクトにアピアランスも設定してるなら「オブジェクト/アピアランスの拡張」を選択する(アピアランスをいじってない場合は選択できない)
    • クリッピングマスク内にパスもアピアランス設定もない場合は「拡張」を選択しても何も変わらない
  2. 「パスファインダ」ウィンドウの「クロップ」を選択

f:id:yashima1:20170320090712p:plain

ラスター画像の場合

上記の方法が使えない。公式な方法はないようだが、この人が裏技を報告している:Quick Tip: How to Crop Raster Image in Adobe Illustrator

  1. クリッピングマスク画像を選択して「透明度」ウィンドウで「通常」以外の Blending mode を選択
  2. メニュー「オブジェクト」の「透明部分を分割・統合」を選択、「100」を入力、「アルファ透明部分を保持」にチェック
  3. これで余分な部分は削除されるが、どうやらクリッピングマスクの形どおりには画像を切ってくれないらしい;最小となる四角に切ってその上にまたクリッピングマスクがかぶさっている。もし四角に切り取るならばクリッピングマスクをまた消せばいいが、四角じゃない形ならクリッピングマスクを残しておくしかなさそう。

f:id:yashima1:20170320090412p:plain

  • いろんなかたちで試してみた。

f:id:yashima1:20170320092614p:plain

The Expanse Season 1

tv series

あああああああ The Expanse がおもしろくてしにそう。 Season 1 の前半もフツーにおもしろい!と思ってみてたけど 7話 8話 9話 をみておもしろすぎてしぬ〜〜〜ってなってアドレナリンを休憩させないと10話にさしかかれなかった。そして10話もおおおおおもしろい…やばい……あああ…Holden も Miller もそれぞれ魅力的なキャラだわと思ってたけどその二人を横に並べたときの正義感の対比がとてもいい。くそかわいい。どうしよう。テクノロジーも超わくわくするしバイオテク(っていうか)もそうなんだけどキャラクターもつくあげられてるのがとてもたまらん。そして本とTVシリーズのプロットはちょっと違うらしい。このまえバスで分厚い本読んでる人がいるなと思ったら The Expanse だった。ああ!もう!やだ!

最近ニュースたくさん読んだり本よんだりしてると1000年前も500年前も100年前も10年前も人間も社会もあまり変わらないなっていうことはよくわかって(テクノロジーは劇的な変化を遂げたが)いま生きてるひともみんな死ぬしその後生きてる人のみんな死ぬしでもその代わり新しい世代が生きて未来を繋いでいくわけだし、なんか、生きてる間に遠い将来の想像をするのはとても大事だった。あーっおもしろい。あと最近研究で RF Engineering などを見よう見まねで勉強してるんだけどとってもおもしろくてどうしよう。今日は 209W at 20 kHz で 5メートル先から40個のスマホを同時チャージできるという記事を読んだ。2007 年に MIT (ISN!!) が CMRS とかいうのを発表した…のが発展を遂げているのだ。Energy Harvestingとか!もう!たまらん!

あ〜あ。いろいろおもしろすぎてため息がでる。どうしよう。こまる。

真実などない、すべては解釈

podcast

Embedded が再開したので聞いてみた。Charlotte shooting のポリスビデオについて。警官が charge された (one of the?) 最初の事件だったらしい。最初彼が charge された理由は、警察車両についていたカメラの映像からだった:どう見ても Jonathan (打たれた黒人) の両手はカラだし unarmed なのが明らかだった。でもその後の裁判で彼が正当防衛だと charge が lift された(んだっけ?)のも同じ映像が根拠となった:Jonathan は警官から止まれと言われてるのに止まることなく走り出した。彼を撃った警官は「銃が奪われて殺されるかと思った」と。2つの対立する主張は、1つの同じ映像を根拠としているのだーーなぜ人によってこんなにも「真実」が違うのか?

こういう「同じものをみても解釈が人によって真逆にもなりうる」「事実は1つじゃない」「Cognitive Bias」系の話がとても好きだ。今回の Embedded はそこまで mind blowing な感じではなかったが。一番おもしろかったのは Serial

シーズン3が今月はじまる!?!?

もうひとつ面白かったのは NPR の最高裁裁判podcast、 More Perfect、なかでもこのエピソード

一票の重みを判断する “Baker v. Carr,” 1962 の裁判で、最高裁判事の一人が悩みすぎて nervous breakdown を起こして或る日突然音信不通になり山小屋にこもるという… 最高裁判事ってよほど自分の「バイアスのかかった価値観」に自信がないとできない仕事だなと思う。真実を求めても、そんなものはなく、その人の判断が真実と定義されるのだ。恐ろしい。

善人と触れ合ったときに発生する自己嫌悪について

stuff book

中島義道の書くことに激しく同意してしまうことがとても悔しい。私は「人間嫌い」にはなりたくないのだ。そうやって自らをラベリングすることで、枠にはめてしまう気がする。自分は思い込みがはげしいので特に。と警戒しつつも、人間関係に関する憂鬱は彼の本を読むと癒される。

他人に対する共感は、自他に対する誠実さを大切にする人間嫌いにとって、難題中の難題である。共感すべきであることはわかるが、自分が事実共感していないとき、自分の感受性をごまかすことができない。だが、その結果、他人を傷つけ、不快にさせ、その場の空気を濁らせる。それでもなんともない人は、人間嫌いではない。ただの変人である。正しい人間嫌いは、そのことに心の底から悩む。だからこそ、人間嫌いはそういう場面をなるべく回避しようとしてひとりでいようとするのである。(中略)

人間嫌いといえども、このすべてを頭では理解できる。だが、誠実さに対する神経が異常に発達しているので、こういう共感ゲームにコミットすることが無性に不愉快なのである。こうした自己嫌悪を避ける唯一の道は、世間の善人集団から距離をとることであるが、それは世間から距離をとることにほかならない。つまり、なるべく人と付き合わないことにほかならない。

「人間嫌い」のルール (PHP新書)

「いい人」や「常識人」と触れ合ったときに自然と生じる「強烈な自己嫌悪」の発生源はここにあると思う。

心の奥底から共感できないのに、共感しているフリをすると自己嫌悪が発生する:「なぜ私は共感できないのか?共感できるフリをするのは不誠実じゃないか?」でもだからといって、心に誠実に行動しても相手を傷つけ不快にさせてしまう:「なぜ私は誠実でいるだけで相手を傷つけてしまうのか?」。こんなことを考えることもなく息をするように「共感」ができてそれが当然だと思っている「善人」や「常識人」と触れあうたびに、自分の自己嫌悪が膨れ上がるのだ。「私はなぜ単純に共感できないんだ!?」いちいち考えすぎだと突っ込んではいけない、これはすべて自然発生する思考回路であり、私は普段これがポップアップするたびに脳内のトピックを変えることに全力を注いではいる。切実な悩みである。

これを「直そう(治そう?)」とする必要はない。多くの場合、「直る」ことは不可能である。可能かもしれないが、その場合は恐ろしく厳しく、しかも虚しい人生が待ち構えている。ホモセクシャルの男がヘテロセクシャルの男を演じ続けるように、在日の男がほんとうの(?)日本人を演じ続けるように、犯罪者が犯行を隠して逃亡し続けるように、人生の一瞬一瞬おさまりが悪く、くたびれ果て、不安を覚える。何より、自分が自分に対して「誠実ではない」という自己嫌悪感に充たされる。

この例えが適切なのかは疑問だが(もはやそんなこと気にしないのだろうか)、いいたいことはすごくわかる…そして直すことが不可能だと言われるのは逆に安心する。自分が物心ついた頃から悩んでいるこの心の矛盾は「直すべき性格」というわけではない。考えるべきは「どうやってそれと共に生きるか」なのだ。

こうしてまで人間嫌いを直す必要はない。豊かで充実した、さらに自由で納得した人生を送ろうとするなら、直す必要はさらさらないのである。だが、その場合、いたるところから偏見の波が押し寄せてくるので、生きていくためにさしあたり重要なことは、人間嫌いに見合った仕事を見つけることである。(中略)その典型は(職人を含めた)芸術家であろう。

私はところどころ中島義道が書いたことに心の底から全力で同意することは結構たくさんあるが(「善人ほど悪い奴はいない」とかも*1)、でも彼の言う「自分と気が合わない一般人」というのはきっと世の中のわりと一部の人たちだと思っている。「人間嫌い」な自分と、「常識人・一般人」なその他大勢で世界をふたつに分けてしまうと、まるで世界と戦ってるような気持ちになっちゃうけど、人間はそんな単純に分類できるものじゃない…と思いたい。人間関係がうまくいかない人は脳のワイヤリングやレセプターがちょっと違って、たとえば自閉症スペクトラム的なのかもしれないし、発達障害も入ってるのかもしれないし、MBTI でいう NT 型なのかもしれないし(私は INTP である)、気が合わない人はいるけど気が合う人だってそれなりにいるはずだ…と思いたい。

自分と気の合わない「いわゆる善人」が沢山いるからといって、それを「人間嫌い」に一般化するのは、多少逆ギレ的・思考停止的・自己正当化的な感じがするのが個人的にはすこし嫌である。私はまだギリギリ「人間好き」にしがみついていたい…と言ったらこの善人めと嫌われるのかしら。

ちなみに舞城王太郎のかく本もこの辺の自己矛盾や混乱と戦う本が多い、と私は勝手に思っていて、特にビッチマグネットは上記に書いたような「真摯」「誠実」「自分の本心(って何?)」「自己嫌悪」「善と悪と正義」らへんをうだうだ考えたのち最終的に「人間は骨でそこに物語をまとってく!」「でもその物語は捏造の可能性だってあるのよ!」と満足するという話、だと思っている。

ビッチマグネット (新潮文庫)

ビッチマグネット (新潮文庫)

でも何より癒されるのは中島義道に共感したり癒される人が相当数いるっぽいということだよな〜。すばらしい。

*1:ちなみに親鸞の「善人なほもて往生す、いはんや悪人をや」もそれだとおもっている

マイクロフルイディクス

stuff

すばらしいウェブサイト

入門

トラブルシューティング

電子顕微鏡 便利リンク

stuff

透過型電子顕微鏡 TEM

走査型透過電子顕微鏡 STEM

走査型電子顕微鏡 SEM

Nick Lane: The Vital Question 途中

book science biology

The Vital Question: Why is life the way it is?

The Vital Question: Why is life the way it is?

Nick Lane の The Vital Question を audible で聞いている、とても面白い。でも著者の上から目線に時々イラっとしてしまう(ナレーターがそれを増幅してるのもある)。自分のアイデアや仮説を紹介する前に、「広く信じられている仮説」を引き合いに出して解説し、その論に対する穴を批判して自分の論を展開するという構成をとることが多い。でもその「批判」自体は彼のアイデアじゃなかったりする(=その"広く信じられている仮説"に対する批判自体、よく言われてることだったりする)のに、この著者はまるで自分だけがその仮説の欠点を知っているかのように書いている。つまり、「こういう広く信じられている仮説もあるが、こういう批判もある」とは書かずに、「こういう仮説があるが、それはこういう理由で間違っている!なぜこんな明らかなことに気づかなかったのだろうか?」と書かれている。まあいちいち目くじら立ててもしょうがないので一応スルーしながら聞いてはいるのだが、モヤっとした感情が発生するのは止められないのだった。

たとえば、熱力学や散逸構造的観点から進化現象を説明してるところ。 生物学/博物学的な観点からの「広く信じられている進化現象の考え方」を批判した後に、「進化はエネルギーが constraint だと考えればすべてがメイクセンスである、この本を読めばそれはわかるだろう」と自分のアイデアに繋げるところがいちばんのモヤッとポイントだった。とは言っても、読み進めれば2-3章とかでプリコジンやヴェクターズホイザーはでてくるし、そのほか彼が支持する仮説の研究者は結構なディテールででてくる。ただし大きなクレームを書くときなどは自分のアイデアと過去の人の成果に明確な線は引いてない印象を受けた。どこからが著者のユニークなアイデアなのかがいまいちはっきり書かれていない。一般向けの本ではあるのだろうが、本の冒頭でも一般向け解説化学書というよりはダーウィンみたく「著作でアイデアを発表する」のは大事だとか言ってるので(そして内容的にも明らかに一般向けというには難しいだろう、生化学の学部教育は要る)、その辺のアイデアラインをうやむやにしないで欲しかった…

とはいいつつも、その辺のトーンを気にせず読んでる分には、極めてわかりやすい!面白い!まだ全体の半分くらいで、生命の起源はアルカリ deep vent じゃないかというところまで読んだ。私の場合この辺の内容はいろんな論文や総説で掻い摘んだ虫食い知識しかなかったのだが、それが串を通してわかりやすく説明されている。ひとつモヤッとしたのは Wächtershäuser の扱い;彼のいう Hydrothermal vents theory が働かないのはわかるが(暑すぎて有機分子が分解する)でも彼は Miller の実験がもてはやされた時代に Metabolism First という重要なアイデアを提唱したのであり、Lane たちのアイデアもそれを引き継いだものだと思うのだけど。著者が Wächtershäuser に対してあまりリスペクトがないような印象があって、なんだかな。なんども引用はしてるけど(でも主に批判するために)。

ただ、確かに文章(とくに第1章)のスノビッシュな感じをナレーターが素直に表現してるのだけど、第2章以降にある普通の文章のところもナレーターが同様の pretentious な声色で感情を込めて喋り続けてる気はする。それが必要以上に著者のキャラを作り上げているかもしれない。文字で読んだらまた違うかしら。こういうノンフィンクション系は感情を込めすぎないナレーターのほうがいい。

というかんじで常に著者(もといナレーター)のトーンにモヤッイラッとしつつ内容的にすげー面白いわかりやすいと感動しながら読み進めている。

でもビルゲイツのコメントは真逆だった:

ニックは一貫して科学者らしい物腰の人物だ。彼の本を読んだり彼と話しているとき、私はニックが強弁していると感じたり、読者をたぶらかしていると感じたりしたことは一度もない。誰かの仕事を引用している場合にはどの文献を引用しているのか明快だし、何を根拠に彼が自身のアイデアを立ち上げているかも明快だ。自分のアイデアのいくつかが間違っている可能性があれば、彼は他人に指摘されるより先に自分で指摘してしまうだろう。

日本語版

生命、エネルギー、進化

生命、エネルギー、進化

Pod Save the World

podcast stuff

オバマホワイトハウスのアルムナイたちがホストする Keepin' it 1600Pod save America も最初から全部聞いていたのだけど、この Tommy Vietor のホストする Pod save the world が一番素晴らしい。

~America のほうではその週の政治ニュースについてな話をするのに対して、~World では元NSCスポークスマンだった Vietor が過去の同僚などを呼んでアメリカのナショナルセキュリティについてやその界隈で働くことなどについてをインタビューしている。憂鬱になるニュースばかりが紙面を賑わせるような時代けれども、世界にはこんなに頑張ってる優秀な人がいるのかと思うと大変元気が出てくる。そのほとんどが30-40代くらいなのもとてもいい。

Pod save America、今週のゲスト共和党の人だった。わたしは Favreau + Dan Pfeiffer の回のほうが好きかもしれない。昔は Jon Lovett がでてくる回はとても面白く聞いていた、youtube に転がっていたコメンスメントアドレスはとても素晴らしく彼が no BS なキャラであることはよくわかる。時々キワドイ発言や内容が整理されてなくて迷子になる発言も多いけど彼のチャームでうまいこと中和されている。そして彼の未熟さと vulnerability は彼自身自ら自覚しつつ 周りの二人からも突っ込まれたりスルーされたりという感じで話が進んでいくのは面白いんだけど、なんか最近はこのテンションに疲れてきた笑 ので Pfeiffer のほうが落ち着いて聞ける、のだけどこっちはいかにも Pundit 的な会話でもある。